新樹の通信  「霊界通信集」A

  


 浅野和三郎『小桜姫と新樹の物語』(現代文訳・黒木昭征)
   神からのギフト出版会、2011年刊 A5版470頁 定価 2,000円 +

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     神からのギフト出版会
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 浅野和三郎先生(1874-1937)は、英文学者として、アーヴィングの『スケッチブック』、ディケンズの『クリスマスカロル』等の翻訳をはじめ、多くの著作を残されて著名ですが、それだけではなく、それ以上に、大正から昭和の初期にかけて、日本の心霊研究の草分け的存在として、大きな足跡を残されました。

 東京帝国大学英文学科を卒業後、海軍機関学校の英語教授をしていましたが、三男三郎氏の原因不明の熱病を契機にして心霊研究に傾倒するようになりました。その後、海軍機関学校を辞職して「心霊科学研究会」を創設し、1928年には、ロンドンで開かれた第三回国際スピリチュアリスト会議にに出席して、「近代日本における神霊主義」の演題で英語で講演したりしていいます。

 この『新樹の通信』は、若くして急逝した次男・新樹氏から父へ、霊能者の母・多慶子女史により伝えられた珠玉の霊界通信で、昭和の初期に心霊科学研究会から出版されました。その復刻版は、現在も、潮文社からも刊行されています。ただ、原文は80年前の古い文体でやや難解であったのを、このたびスピリチュアリズムに造詣の深い黒木昭征氏によって極めて自然で読みやすい現代文に訳されました。それが、『小桜姫と新樹の物語』で、『新樹の通信』は本書の第二巻となっています。黒木氏からのご了承を得て、以下にその主要部分を連載していきます。


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