学びの栞 (B) 


 32. 地球外生命


 32-a[11-e]
(自分を決して隷属させたり怯えさせたりしてはならない)

 時間が生まれる前からずっとあなたを愛し続けてきたもの、あなたが生きてきたすべての生であなたとともにあったもの、そして身体の死、あるいはその昇華のときに傍らにいることになるただひとつの存在とは、あなただ。あなたのこれまでの体験を受け容れ、それでも変わることなくあなたを愛せるのはあなただけなのだ。自分自身を心から受け容れ、愛するとき、そしてその愛を自分の基準とするとき、あなたは人間の社会意識を超越し、神のレベルの全体意識へと入っていく。あなたの存在とは、美を超えたものであるからだ。完璧さえも超え、法律や教義や社会の基準も超えている。それは運命という領域、自己の実現、つまりは神の実現という領域へと入っていくものなのだ。生の「在るということ」の観点から見て、重要なのはこのことだけである。
 あなたは自分が考えるそのまますべてであり、自分に知ることを許したものすべてなのだ。すべてのものである父なる存在が、あなた自身の姿であるのを知ることだ。それを知っている状態に入ることを通じて、あなたは、在りて在るものすべてとなれるのである。
 どんなものにも終わりがないことを知り、しかも絶対なものはないことも知ること。すべてはこの瞬間にあり、これからも必ず続いていく。自分の思考の限界を取り払うのは、単にもっと偉大なる真実があると知ることだ。それよりもさらに偉大な真実もある! この点を知るのだ。そうすれば、どの程度受け容れる準備ができているかにしたがって、それがあなたの内にひらめいてくる。
 自分をけっして隷属させたり、怯えさせたりしてはならない。必ず道はあり、それよりさらにいい道もある。このことを知るのだ。そして、よろこびへと通ずるあなたの道を照らしてくれる想念がやってくるのを許すのだ。
 自分の限界を直視すること。それを自分の心に抱き、受け容れるのだ。それを制するのだ! あなたが神の全体を知ることを妨げるものは、すべてなくす。罪悪感や価値判断を捨て去り、「知っている状態」、答え、そしてよろこびが自分のもとにやってこられるようにするのだ。
 自分の恐れに直面し、自分にその幻影をはぎとらせてあげるのだ。自分は永遠の存在であり、たとえ未知のものでも、あなたを幸福とよろこびから引き離すことができるものなど何ひとつないことを知るのだ。この地上界で体験しているよりずっとすばらしいものを知ることを躊躇させてしまう恐怖は、なくしてしまうのだ。とにかくあなたは、遠い彼方からやってくる存在たちさえ恐ろしいと思っているくらいなのだから。巨大な宇宙船に乗ってくる兄弟たちは信じられないほどの美を持っている。恐れをなくし、別の時間、別の空間、そして別の次元からやってきた別の存在と友人となれる力を持てるようにするのだ。

  
『ラムサ―真・聖なる預言』(川瀬勝訳)角川春樹事務所、1996、pp. 294-296

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 32-b (生命は無数の銀河のなかに存在している)

 人間の魂よりも進化した生命の形態はたくさん存在する。選択肢は文字どおり無数にある。生命は無数の銀河のなかに存在している。生命に満ちた惑星の数は、何百万、いや何十億にも及んでいる。事実、活発な意識を欠いている惑星はひとつもない。私たち人間によく似た形態の生命も存在すれば、まったく異なった形態の生命も存在するが、とにかくあらゆる惑星に、私たちが意識として理解する生命が存在しているのである。
 西洋の宗教語が「天使の王国」と呼んできた領域が存在する。そこには、振動数の異なったさまざまな意識的存在たちがいて、彼らの多くは、地球にいる私たちを導いたり、私たちと交流したりしている。じつはその領域は、ほかのさまざまな力とバランスをとり合っているのだが、人間の言葉でそれを説明することは困難である。

  ゲーリー・ズーカフ『魂との対話』坂本貢一訳
     サンマーク出版、2003、pp.197-198

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 32-c (彼らは宇宙の中にほかの生命などないと信じ込んでいる)

 彼らは、広大な宇宙に目を向けたときでさえ、そこに生命を見ることができない。この宇宙のなかにほかの生命など存在するはずがないという信念で、凝り固まっているためにである。彼らは、肉眼でハッキリと見て、確かめないかぎり、何も信じょうとしないのだ。
 そのため、ほかの銀河系に住む生命体群、私たちの兄弟たちは、いまだに隠れたままである。そしてその状態は、「生命は存在するすべてであり、存在するすべてに充満している」ということ、すなわち「存在するのは生命のみである」ということが、私たちがいま科学と呼んでいるものの中心原理となるときまでつづくことだろう。
 しかし、そのときは必ず訪れる。そのとき私たちは、魂の物理学をスタートさせることになる。そのときから私たちは、生命について、死んでいるものではなく生きているものをもちいて研究するようになる。人間や動物の死体を解剖することによって生命の神秘を解き明かそうなどとはしなくなる。そのような行為は、いつの日か、きわめて原始的な学習法だと見なされるようになるだろう。なぜならば、死体のなかには意識が存在していないからである。

  ゲーリー・ズーカフ『魂との対話』坂本貢一訳
     サンマーク出版、2003、pp.205-206

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 32-d (東京の自宅から北の空で目撃されたUFO) 

 実は私、東日本大震災が起きたちょうど一年後の日の夜、UFOを目撃したんです。
 午後八時半ころ、自宅から何気なく外を、詳しく言うと北の空を見ていたんです。すると三つの光の点がスーツと移動して、パッと消えました。何だろうと思っているうちに、また三つがヒューッと来て、フッと消えたんですね。それが三回ありました。
 丸い光の点で非常に淡いんですが、西南の空にオリオン座があったので比較すると、オリオン座のリゲル(0等星)よりは暗く、三つ星(二等星)よりは明るい、多分、一等星くらいの明るさだと思います。
 最初は飛行機だと思っていましたが、よく考えると音は聞こえないし、飛び方も変だし、あまりにも気になったので心の中でガイドに聞いてみました。そしたら「UFOだよ」と。ネットで検索してごらんと言うので、すぐにユーチューブで検索すると、私が目撃したのは以前話題になったロンドン上空に昼間現れたUFOと、同じ形状、同じ動き方だとわかりました。
 そのことをネット上の日記に書いたところ、うちのプログラム・セミナーに参加している女性の一人から「実は私も見ました」と伺いました。その人は当日の午後三時ころ、上野の上空で見たそうです。こういう出会い、というか現象って、「そんなものはいない」と頭から否定した時点で遭遇しません。私自身はそういうものをどんどん見たいので、できるだけ素直に、何事も拒まないようにしています。(坂本政道)

  矢作直樹・坂本政道『死ぬことが怖くなくなるなったひとつの方法』
    (徳間書店、2012、pp.106-107)

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 32-e (プレアデス星団に所属するある惑星での生き方)

 プレアデス星団に所属するある惑星では、皆自分が提供できるサービスを無料で提供しています。それぞれが提供できることって、皆違いますよね。でも、そういう要求が来たら、自分のできることを全力でやるわけです。医師なら、そういう患者さんが来た時に医療技術を全力で提供するわけです。
 それぞれが提供できることを、それぞれが一〇〇%の力で提供することによって、すべてのものが無料化されます。
 レストランへ行っても食事はタダ、スーパーへ行っても物は全部自分の必要なだけ取っていいというわけです。無料だったら、別にあえてたくさん持っていく人もいないし、盗人も生まれません。誰も困らないからです。必要な分だけ持って帰り、家で食事を作ればそれでいいわけです。
 その代わり、自分が人から必要とされれば、自分ができることを人にしてあげるという社会システムです。これ、実に素晴らしいと思いませんか? 誰が儲かるのかとか、そういう三次元的なレベルの議論は存在しません。
 それがおそらく、私たち地球人が進むべき次のステージでしょう。
 東日本大震災直後、首都圏のコンビニやスーパーの棚から多くの生活物資があっという間に消えました。びっくりした人もたくさんいると思いますが、人間ってああいう危機的な状況でどうパニックになるかが、反面教師のようにわかりました。
 要は物質偏重主義を長年刷り込まれ続けたから、物がないと不安なわけです。(坂本政道)

   矢作直樹・坂本政道『死ぬことが怖くなくなるなったひとつの方法』
    (徳間書店、2012、pp.128-129)

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  32-f (近藤千雄氏が目撃していたUFO) 

 UFOに関して私はこれまで言及を避けてきたが、私自身にとっては早くからごく当たり前の存在である。まだ乗船したことはないが、目撃した回数は十指に余る。そのうち、錯覚かも知れないと思えるものを消去していっても、残る三回は私にわざわざ見せてくれたようなもので、その驚異的というか、人間の常識では考えられない飛行をじっくりと観察させてもらっている。
 実は昨年六月に、私の住んでいる福山市で、全国の“UFOの会”の会員五十人ばかりが集まって、観察と体験談を語り合う催しが開かれた。私は会員ではないが、その日の主催者が私の教え子(近くの大学で美術の講師をしている)で、私の心霊関係の話にも興味を抱いている人だったので、私に基調講演を依頼してきたのだった(本人自身も霊的体験があり、UFOの写真も百枚ばかり撮影している)。
 当日のUFOの観察は夜十一時ごろから真夜中の三時ごろまで続けたが、残念ながらそれらしきものはついに姿を見せてくれなかった。ただの興味本位のことには異星人も関心はないだろうと予想していたので、私はさほど残念にも思わなかったが、わざわざ関東地方から出席した人たちには、ご苦労さんという気持ちだった。
 が、翌日の三人による乗船体験談はその残念を補って余りあるものだった。どの人の話も説得力があり、作り話とは思えなかった。間違いなくUFOに乗っており、またその発進地である異星まで連れて行かれている。多い人は百回以上も乗船しており、コックピット操縦室の説明も得心のいくものだった。
 私にとってとくに興味深く思われたのは、幽体離脱の状態で連れて行かれることが多いということで、UFO発進地である天体では、知的生命体が物質の段階から幽質の段階にまで進化していることを窺わせるものだった。その意味で私の講演も参加者全員に理解のいくものだった。(「訳者あとがき」より)

  トニー・オーツセン編「シルバーバーチの新たなる啓示」(近藤千雄訳)
     ハート出版、2003、(pp.221-222 )

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 32-g (宇宙には生命が住んでいる星が数多く存在している)

 宇宙にはそれこそ星の数ほど星があります。その中には生命が住んでいるものが多数あります。地球上に住んでいる生命がそうであるように、知的な生命もいれば、そうでない生命もいます。
 それぞれの生命系はみなユニークな学習の場を提供しています。
 私たちはみな地球へ来る前には別の生命系で体験をとおして学んできています。いくつもの生命系を渡り歩いています。
 代表的なところでは、プレアデス星団、おおいぬ座シリウス、ケンタウルス座アルファ、うしかい座アークトウルス、はくちょう座デネブ、こと座ヴェガ、オリオン座リゲルとミンタカなど。
 他にも数多くの生命系が太陽系の近くにあり、さまざまな知的生命体がいます。人間と似た姿の生命体も多数いますが、それ以外に、イルカ、カマキリ、仮面ライダーのような姿(顔だけ昆虫)、龍や翼竜など、実にバラエティに富んでいます。
 このように物質的な生命もいますが、非物質の生命もいます。そういう生命は特定の形を持たないことが一般的で、私たちには光の点や渦、泡、球、虹のように見えることが多いようです。
 私たちは地球での輪廻を終えると、次のレベル(第4密度)にある生命系へ移っていきます。
 プレアデス星団には多くの生命系があり、その中には第4密度のものもあります。そこは行く先の可能性の一つです。他にも第4密度の生命系は多数あります。

    坂本政道『死ぬ前に知っておきたいあの世の話』
        ハート出版、2016、pp.163-164