(日付の新しいものから順にならべてあります)





  数多く与えられている正確で重要な答え  (2008.11.07)


 W. S. 様

 先日、あなたからのメールに対して、11月2日に、個人的に返事を差しあげ、そのなかで、私は次のように書きました。

 《私のこのホームページだけでも、「学びの栞」のインデックスをごらんいただきますと、あなたの疑問や質問に対して極めて正確に答えているような項目や文章が数多く含まれています。「今日のことば」のなかにも、いろいろな教えが含まれていますし、「メール交歓」をごらんいただいても、いままで、家族の死に直面してきた方々との数多くの交信の状況がご理解いただけると思います。

 ひとつはっきり申しあげられるのは、あなたはいま「知らないための苦しさ」を味わっておられます。「宿命」などを含めて、生死の問題の真実を知ることによって、苦しみは苦しみではなくなります。あなたに意欲さえあれば、あなたの目の前に、正確な力強い回答や教えをいくらでも見出すことができるはずですから、どうか、まずお読みになってください。ご自分の理性をしっかりと働かせて、嘘か真実かをもきちんと見極め、正しい答えを掴んでいってください。とりあえず、そのことをあなたにお願いしておきたいと思います。》

 このたび、3度目のメールで、あなたは「亡くなった人はすべて幸せに暮らしていますか」と書いてこられました。亡くなった人が、「すべて幸せに暮らしている」ことはないと思います。霊界もこの地上と同じで、幸せに暮らしている人もおれば、幸せでない暮らしをしている人もいるでしょう。ここで、もう一度繰り返しますが、どうか、まずお読みになってください。私のホームページは、真理のことばの一端をご紹介しているだけです。しかし、それでも、あなたがお知りになりたいようなことは、数多く、正確にいろいろと示されています。

 このホームページの内容は、「学びの栞」のインデックスのほか、検索によっても調べられますが、例えば、あなたが関心をお持ちの霊界での再会についても、「再会」というキーワードを打ち込んでくだされば、「霊界で必ず叶えられる愛する者との再会」、「死は愛によって結ばれた者を引き裂くことはできません」等々、34箇所のおそらく充分に納得できるような文章に出会うことができるでしょう。どうぞ、お試しください。

 冷たい言い方と思われるかもしれませんが、「私の両親と姉は霊界で再会出来たのでしょうか」などというご質問は、いくらあなたが「とても気がかり」であっても、あなたのご家族のことを何も知らない私に答えられる問題ではありません。しかし、あなた自身がそれらについての答えを見出すことはできます。このホームページのなかだけでも、いろいろと沢山、真実のことばが紹介されていますから、見つけようとする意欲さえあれば必ず見つかります。ですから、どうか、まずお読みください。そのことを重ねてあなたにお願いしておきたいと思います。








 亡くなった人はすべて幸せに暮らしているか (2008.11.07)


 こんにちわ、W. S.です。とても気がかりなのですが、私の両親と姉は霊界で再会出来たのでしょうか。そして度々好きなときに会えるのでしょうか。幸せに暮らしているのでしょうか。

 亡くなった人達は「苦しみ・辛さ・寂しさ」等とは無縁なのでしょうか。青空の中で両親・姉の笑顔だけが浮びます。現世では再会できませんが再会できるその時に直ぐ傍で待ち受けていて欲しいです。そのためにも人の倫から外れることの無いように精一杯生きなくては・・・。

 W. S.








  11月8日(土)は休ませていただきます  (2008.11.06)


 このホームページは、現在、日曜日を除いて、毎日、「学びの栞」の(A) と (B)を交互に掲載していますが、11月8日(土)の「学びの栞」(B)は、都合により、11月9日(日)に掲載させていただきます。10月8日は、休ませていただきますのでご了承ください。








   10月4日(土)は休ませていただきます  (2008.10.01)

 このホームページは、現在、日曜日を除いて、毎日、「学びの栞」の(A) と (B)を交互に掲載していますが、10月4日(土)の「学びの栞」(B)は、都合により、10月5日(日)に掲載させていただきます。10月4日は、休ませていただきますのでご了承ください。








  このホームページの検索機能について (2008.09.17)


 このホームページは、現在、「学びの栞」A の『シルバー・バーチの霊訓』12冊のほぼ全文のほか、「論文集」、「講演集」、「メール交歓」、「随想」等を加えますと、全体ではおそらく30冊分くらいの分量になると思われます。『シルバー・バーチの霊訓』は、80項目に分類し、それにダイジェスト版としての「今日の言葉」を「インデックス」とともに付け加えていますが、このたび、溝口祭典の佐々木薫さんのご尽力により、さらに、このホームページの検索機能が付け加えられました。使い方は、「ヘルプ」をクリックしてご覧ください。

 この検索機能により、知りたいことをキーワードにして入力していただきますと、そのキーワードを含むページが表示されます。ただ、表示されるのは、ページの先頭部分になりますので、ページが長い場合は、該当部分に辿りつくのに時間がかかることもあります。それでも、全体の中のどの部分にあるかはわかりますので、少しは利用し易くなるかもしれません。全体の構成も含めて、不備な点はまた改めていかねばならないと思っていますが、お気づきの点がありましたら、ご指摘いただければ有難く存じます。







 最愛の母に近づいていくために (2008.09.06)


 S. M 様
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 メールを拝見していて、お母様に対するあなたの思いの深さにこころを打たれます。そして、一生懸命にお母様に近づこうとしているあなたの姿勢に、敬意と、いささかの安心感をも覚えます。すぐにではなくても、やがてあなたは、最愛のお母様に「めぐり合える」ことになろうと、思うからです。

 ただ、順序として、まず「毎日が生きる事の苦しみとの闘いです」と書かれているような状況を克服していくことが、大切なのではないでしょうか。「母のビデオの姿と声とに接して生き永らえております」とも書かれていますが、そういうあなたの姿は、お母様にとっては、少しも慰めにはならない。それどころか、なんとか早く、目覚めてくれないものかと、あなたのことを心配されていると思います。あなたが苦しめば、お母様も苦しまれるのです。あなたが明るく元気になれば、お母様も安心して喜ばれるのです。そのことを、どうぞ、お母様のためにもわかってください。

 あるスピリチュアルな本で、交霊会での直接談話を綴った内容の本を読み、そして、「交霊会に参加する事と霊能者に会う機会を持つ事が急ぐべき事だと思いました」とありますが、それはそれで、筋道としても間違ってはいないでしょう。しかし、おそらく、あなたが納得できるような霊能者に会えることはそんなに簡単ではないかもしれません。それは、霊能者の資質の問題もありますが、あなたの「急ぐ姿勢」にも考えなければならないことがありそうに思えるからです。先週(2008.08.30) のMcCabeさんへの返事にも、「ミディアムについても、おそらくそうで、私は、出会うべきときには出会い、そして、霊界の情報についても、与えられるべきものは与えられるのではないかと考えるようになりました」と書いたばかりです。

 シルバー・バーチは、簡単に手に入るものには価値はない。多くの困難や苦しみを乗越えて手に入れるものだからこそ価値はあるのだ、という意味のことを、何度も繰り返して教えてくれています。苦しむほうがいいといっているのではなくて、学びの大切なことを強調しているのです。どうか、あなたも、何度もl繰り返し、シルバー・バーチをお読みになってください。それから、これは『歎異抄』に書かれている親鸞のことばですが、こういうことばの意味も、いっしょにお考えいただければさいわいです。第五段につぎのように書かれています。

 《親鸞は父母の孝養のためとて、一返にても念仏まうしたること、いまださふらはず。そのゆへは、一切の有情は、みなもて世々生々の父母兄弟なり。いづれもいづれも、この順次生に仏になりて助けさふらふぺきなり。わがちからにてはげむ善にてもさふらはぱこそ、念仏を回向して、父母をも助けさふらはめ。ただ自力をすてて、いそぎ浄土のさとりをひらきなぱ、六道四生のあひだ、いづれの業苦にしづめりとも、神通方便をもて、まず有縁を度すべきなりと云々。》








 最愛の母と死別して生きる苦しみ (2008.09.06)


 武本昌三先生

 先生の随筆は、一通り拝見させていただきました。何とか、連絡を取れる手段がないかとずっと思い続けていたのですが、今メールボックスに巡り会えました。

 1/31(木)以来、この世の母と会えなくなってしまってから 217日を数えてしまう事になりました。命よりも大切な、大事な大事な最愛の母です。毎日が生きる事の苦しみとの闘いです。母のビデオの姿と声とに接して、生き永らえております。

 先生の体験の中で、交霊会や霊能者とのコンタクトにより、御子息を実感されたお話が記述されておりました。私も、先生の記述されておられますように、シルバーバーチを含め、多くの書籍や随筆を手当たり次第に読みあさりました。催眠の先生に、退行催眠により中間世に導いていただく事をお願いしたりもしました。ヘミシンクCDを取り寄せ、聴いたりもしております。(母の世界の波長に近づこうと思い) 結果は、未だ生じておりません。

 そしてアーサー・フィンドレー氏の「人間の生き方」というスピリチュアル本で、交霊会での直接談話を綴った内容の本を読み、交霊会に参加する事と霊能者に会う機会を持つ事が、急ぐべき事だと思いました。しかし、その術に辿りつく事が出来ないまま、先生の随筆を思い起こしました。日本で行われている交霊会をお教えいただければ、この上ないです。また、優れた霊能者の方を併せてお教えいただければ、更に有難いです。

  S. M.









  霊的真理だけが癒やせる死別の悲しみ  (2008.08.30)


  M. McCabe 様

 大切なお子さんを亡くされて、そのお嘆きがどんなに深いものか、メールを拝見していながらも、お悲しみの様子が、海を越えて、ひしひしと伝わってまいります。ただ、一つの大きな救いは、あなたが、シルバー・バーチをすでに読んでおられて、お子さんが霊界へ還られてからは、「息子は大きな置き土産を、私達家族とその周りの人々に与えてくれました。彼のお陰でみんなが成長できた様に思います」と言っておられることです。

 私もまた、シルバー・バーチからは、大きな教えを受けてきました。妻と長男を同時に亡くして、悲嘆の底に沈んでいたとき、私は仏典や聖書をひもとくことはしていましたが、シルバー・バーチの本にめぐり合ったのは、もう何年も経って、ロンドンに滞在していたときのことでした。私はSAGBで手に入れたシルバー・バーチの本に感動して、自分でも一部を和訳していたぐらいですが、当時、すでに日本では、近藤千雄さんの翻訳がかなり広く行き渡っていたと思います。

 そのことさえ知らなかったぐらいに、私は霊的なことに関しては無知でしたから、私はずいぶん長い間、苦しみからは抜け出すことができませんでした。ただ、いまでは少しはわかるような気がするのですが、そのように長い時間がかかったことも、私にとっては、必要なことであったのかもしれません。人それぞれに、霊的真理をこころから受け入れることができる、いわば、受け入れる「用意が整う」時機があると思うからです。ミディアムについても、おそらくそうで、私は、出会うべきときには出会い、そして、霊界の情報についても、与えられるべきものは与えられるのではないかと考えるようになりました。

 私は、このホームページで、『シルバー・バーチの霊訓』12冊の、ほぼ全文を、項目別に分類する作業を続けていますが、そのなかには、あるいはご存知かもしれませんが、つぎのような、最愛の息子を亡くして嘆き悲しんでいる母親へのことばもあります。何度でも、繰り返し繰り返し読んで、胸の中に畳み込んでおきたいことばです。

 《どうか次のことをよく理解してください。冷たいことを言うと思わないでください。本当のことを謙虚にそして真剣な気持ちで申し上げます。死は、死ぬ人自身にとって少しも悲劇ではありません。あとに残された人にとってのみ悲劇なのです。暗黒の世界から光明の世界へと旅立つことは悲しむべきことではありません。
 あなたが嘆き悲しむとき、それは実はわが子を失った自分の身の上を悲しんでいらっしゃるのであり、自由の身となった息子さんのことを悲しんでおられるのではありません。息子さんは地上にいた時よりずっと幸せなのです。もう肉体の病に苦しむことがないのです。刻々と蝕まれていくということもありません。内部の霊的資質を開発し、それを何の障害に邪魔されることもなく自由に発揮し、それを必要とする人のために存分に役立てることができるのです。
 あなたは見慣れたあの姿が見られなくなったことを淋しがっておられるのです。物的身体が二度と見られなくなったことを嘆いておられるのです。しかし、本当の息子さんは立派に元気で生きておられるのです。ただその手で触わってみることができないだけです。どうかその物的感覚の世界、五感というお粗末な魂の窓の向こうに目をやり、霊的実在を知ることによって得られる叡智を身につけるように努力なさってください。
 死は生命に対してまったく無力なのです。生命はつねに意気揚々としています。愛する息子さんは決してあなたのもとを去ってはいません。むしろ死によって霊的にはさらに身近かな存在となっているとも言えるのです。むろん、そのことが今のあなたに理解できないことは私も承知しております。なぜならあなたは物質の世界に生き、物質の目で見つめておられ、霊の世界のすばらしい壮観がごらんになれないからです。しかし、いつの日かその物質のベールが取り除かれて霊的な目が開かれれば、あなたも新しい世界の目も眩まんばかりの光輝をごらんになり、人生には完璧な償いの法則があり、すべてが神の摂理によって治められていることを理解されることでしょう。》(『シルバー・バーチの霊訓 (7)』 pp.88-89)

 私は、長い間、いろいろと宗教関係の本も読み、霊界からのメッセージを伝えてくれるという宗教集団にも割合頻繁に足を運んできましたが、あまり、こころの救いや癒しのようなものは感じることはできませんでした。しかし、シルバー・バーチの教えは違います。このことばもそうですが、魂をゆすぶられるような真理の響きが直裁に感じられるのです。仏教で、「無上甚深微妙の法」ということばがありますが、私にとっては、シルバー・バーチの教えこそ、なによりも尊く有難い、無上甚深微妙の法であると思っています。

 愛しいお子さんを亡くされた悲しみは、私にはよくわかります。一年や二年で、悲しみが薄らぐことがないことも、私にはよくわかります。しかし、これも私自身は今ではよくわかるのですが、「不幸な」ことが起こったわけではありません。お子さんが「哀れな」わけでも決してありません。本当に不幸で、哀れなこととは、何か。そういうことも私たちは理解していけるように、これからも一緒に、シルバー・バーチから、いろいろと学んで行きたいものと思います。







  愛し子の大きな置き土産  (2008.08.30)


 先生始めまして。McCabe と申します。

 私の息子は9歳で脳腫瘍と判明し、10ヶ月間の闘病の後、11歳目前で昨年の9月に天使になりました。病気になってから今をどう乗り越えるのか?息子の為に何ができるのか?医療に見放され、それでもまだ何かできるはずだとたどり着いたのがエネルギーヒーリングでした。シルバーバーチの霊訓にどれ程救われたことでしょう。それでも、まだ今の私は息子の死を乗り越えられないでいます。本当にこれでよかったのか?親である以上、後悔も沢山あります。

 今日は息子が旅立ってから次男を連れて初めて彼の学校に行ってきました。(私はアメリカのワシントン州在住の為、今まで2歳違いの次男は学校が別でしたので。) 胸が張り裂けそうでした。こんなママでは息子が心配してしまうと必死に前を見ようとしています。

 夏に東京に行った際、IISのミディアムの方にお会いしました。いまいち息子からのメッセージが心にしっくりこない感じで、きっと私の執着が大きいせいでしょうか? SAGBに是非行って見たいと思います。先生はアメリカにもいらしたとの事。誰かここアメリカで推薦されるの方をご存知でしたら是非紹介してください。

 このサイトを見て皆さんのコメントに励まされました。自分だけじゃあないんだって思えました。みんな頑張れるんだって。私は33歳になったばかりで、長男の啓士(CASEY)はもういない・・・・・今後を生き抜くという意味が本当にどれだけ重たい事なのかやっと分かったように思います。今を生きている事こそが奇跡だなんて、病気になる前は思ってもいませんでした。息子は大きな置き土産を、私達家族とその周りの人々に与えてくれました。彼のお陰でみんなが成長できた様に思います。次男の為にも前を見ないといけないですね。

 金城先生に東京でお会いした際、霊聴が始まると言われました。そのお手伝いを息子がしてくれるとの事。こんな事ができる様になるのでしょうか?息子の声が聞きたい。いっぱいしゃべりたい事があります。きっと先生も同じ思いだったのですね。9月14日で1年になろうとしています。時間は空っぽの心を癒してくれるのでしょうか?やっぱり自分で苦しみながら、一歩一歩を歩んでいく事に意味があるんですよね。これからも息子が教えてくれた事と一緒に日々精進するつもりです。突然のメールで申し訳ありません。

  M. McCabe








  真理の学びをたゆみなく続ける (2008.08.09)


 内田修一様

 重ねてのメールを有難うございました。確かに、日本中には、霊界の魂とコンタクトできる方が数多くおられるようですね。派手に宣伝して、高い料金を取っているような人もいないわけではありませんが、本当の霊能者というのは、むしろ「表に出ない」ことが多いのかもしれません。ヒーリングにしても、病院で多くの費用をかけても治らなかったような難病の人を、無償の奉仕で治療するような力のある霊能者のなかには、宣伝されることを嫌がる方もおられるようです。

 「息子の天での活躍については確信しているのでコンタクトを依頼することも無くなりました」ということですが、それで、多分、よろしいのだろうと思います。私などは、かなり頻繁に連絡を取ろうとしてきたほうで、霊界では、少し、うるさがられているのかもしれません。霊界には霊界の生活がありますから、霊界の静寂と安らぎを、そっと見守るような姿勢も必要ではないかと思ったりもいたします。

 今年の春、「大空の会」のセミナーでは、私は、「大空の会」会報No.63 のSAGB に関する記事を紹介しましたが、その一部には、次のように書かれているところがあります。「・・・・・しかも彼女たち(子供を亡くした母親たち)は、SAGB の複数の霊能者に何回もリーディングしてもらいました。低額なのでそれも可能なのでしょう。日本からやって来て、いきなりSAGB を訪れ、名前も子どもが亡くなったことも何も知らせずにして、どんどん天国の子どもたちの情報やメッセージを霊能者たちは彼女たちに伝えました。イギリス滞在中にそれを何度も繰り返すうちに、わが子の状況に安心を得て、もうリーディングしてもらうのはいいと思うほどに納得して帰られた方もいます。」

 ヒーリングにしても、リーディングにしても、おそらく何よりも大切なことは、それにより、霊界の存在を知り、自分が誰であるかを自覚し、永遠の生命や天の摂理についての理解を深めていくことにあるのでしょう。死んでしまったと思っている子どもたちが、霊界で元気に生き続けていることを教えられるのは、この上なく幸せなことですが、その幸せを、さらに意味あるものにしていくためにも、お互いに、真理の学びだけは、たゆみなく続けていきたいものと思います。私のほうからも、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。








  確信しているわが子の天での活躍 (2008.08.09)


 おはようございます。 お忙しい中のご返信ありがとうございます。

 日本中には、魂の世界とコンタクトできる方が数多く居られるようです。 表に出ない方、それぞれの能力をそれぞれの方の「お役目」として社会貢献されている方。私の場合は、霊界とのコンタクトもできるが、それを行わず、ヒーリ ングにてその能力を使われている方とネット上で出会うことが出来ました。ちようど息子の三回忌の時でした。私が、その方の遠隔ヒーリングを受けた時に息子からのコンタクトがあったようです。その経緯は以前にメールにてHPでご紹介して頂いたとおりです。

 コンタクトしていただいた方自身、魂の概念が変わったというほど息子との数度のやり取りはすばらしいものであったということです。高次の世界からのコンタクトは一つのエネルギーのようであり、それが言葉に変換されるようです。

 息子の天での活躍については確信しているのでコンタクトを依頼することも無くなりましたが。最愛の愛犬が死んだ時も、息子は迎えに来たこと。20歳の誕生日を祝った時も、私が生きていた証です、と喜びのメッセージをつたえてくれたことがとても嬉しかったものです。

 先生とHP上にてお知り合いになれたことも、先生のご家族様と息子が天の世界にて何らかのおつながりが出来たせいかもしれないと私は思っています。これからも宜しくお願い致します。

 内田修一








 平野恵子さんからも生と死の真実を学ぶ (2008.07.07)


 山口 美佳 様

 メールを有難うございました。平野恵子さんのことをあなたににも知っていただけたことをうれしく思います。

 平野恵子さんは、39歳の年の冬、お寺で新年を迎える準備をしていたとき、下腹部の激痛におそわれ、多量に下血したのだそうです。彼女はただならぬ重い病気であることを覚ったのですが、それがすでに手のつけようがなく進行してしまった腎臓ガンでした。「この目の前の現実は、夢でもなく、幻でもない。間違いのない現実なのだから、決して逃げる訳にはゆかない。きちんと見据えて対処してゆかなければ・・・」と意を決した彼女は、あふれ出る涙のなかで、愛する子供たちに残すことばを綴りはじめたのです。

 《人生には、無駄なことは、何ひとつありません。お母さんの病気も、死も、あなた達にとって、何一つ無駄なこと、損なこととはならないはずです。大きな悲しみ、苦しみの中には、必ずそれと同じくらいの、いや、それ以上に大きな喜びと幸福が、隠されているものなのです。子どもたちよ、どうかそのことを忘れないでください・・・》というようなことばを辿っていますと、シルバー・バーチの霊訓を改めて示されているようで、粛然とした気持ちになりますね。

 平野恵子さんが41歳で亡くなったのは1989年のことでしたが、その頃の私は、彼女よりもはるかに年長でありながら、死や生のことはまだ何も分からず、妻や長男の死を悲しむだけで、まったくの無知、無明の状態でした。脳性小児麻痺による重度の障害をもつ由紀乃ちゃんを含めて、3人のお子さんたちをあとに残して死んでいくことが、どれほど辛いことか、あなたが言われるように、ただ、「胸が震える」だけですが、そのいわば人間の極限状態を、41歳の平野恵子さんは、このような悟りで立派に乗り越えられていることに、私も深く感銘を受けています。

 あなたと同じように、私もまた、霊界の平野恵子さんには、人間の生き方、死に方について、大きな教えを受けたことを、こころからお礼を申し上げたい気持ちです。








 胸が震える「母からの最後の贈りもの」 (2008.07.07)


 武本先生

 いつも、ありがとうございます。今月の身辺雑記も、また大変感動いたしました。お母さまのお子様へのお手紙、最初から最後まで、胸が震えました。ありがとうございます。

お子様への想い、障害を持たれたお嬢さまへの愛情など、すべてにおいて、平野恵子さんというお母さまの深い想いが、母の声に聞えました。「そして、死は、多分、それがお母さんからあなた達への最後の贈り物になるはずです」と、書かれているところに、感極まりました。

 先月、わが母と、この世でわかれ2年となりました。まだまだ、学び始めたところと、言った状態ですが、今年の命日の前後から、はっきりと、 いとおしい母のその死が母の最後の贈り物であったことを、意識し始めておりました。大きな、大きな贈り物をしてもらい、本当にありがたく感謝しております。母の死を無駄にしないと、言うことではなく、母と言う人に、愛情をかけてもらい育ててもらったこの恩を、胸に精一杯生き抜くこと。7月の大空に向かって心に決めました。

 母が実家に帰ってきたときに庭に咲いていた1輪のアジサイが、今年は、大きな株に育ち、見事な色をつけておりました。2年前の忘れられない光景でしたので、今年庭に出て写真を撮りましたら、可愛らしいハートの形のアジサイがいくつも画像には、撮れました。母が、私たちに呼びかけているように感じました。この世に生んでくれて本当にありがとうございますと、母に話しかけます。本当に生まれて来て良かったです。

 かなしみのなかに、宝物があるのでしょうか。平野恵子さんに、感謝をお伝えします。武本先生にも、深く感謝いたします。ありがとうございます。夏本番になりますね。どうぞ、お体ご慈愛下さいませ。これからも、武本先生からたくさん学ばせていただきたいです。ありがとうございます。

 山口 美佳



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